【mode】2015.A/W ふりかえり①
こんにちは!
春とはいえ寒い日が続いてます。
しかし
2016.S/Sのmodeは、
巷に溢れてきていますね!
皆さんも、もはや春夏の
装いに移っていっていると思います。
しかしmodeというものは
前回シーズンからの流れや変化を
知っていた方が面白いです。
ただ単に春夏は、これが流行ると
言われ鵜呑みにするよりも、
前回こうだったのが、
今回は、こうなってきた。
なぜだろう。。。
みたいに考えると、
本当に面白いものなのです。
なので、今回は2015.A/Wが
どんな流行、
どんなmodeだったのか?
それを振り返りましょう。
2015.A/Wのキーワード
【エフォートレス】
【ノームコア】
【パリジェンヌ】
【クロスジェンダー】
【70's】
etc
一つ一つ振り返ってみましょう。
【エフォートレス】
エフォートとは努力という意味
そこにレスがつくことにより
「努力しない」という意味。
それが転じて、
華やぎや高級感はあるけれど、
肌に優しくて着心地がよく、
力んでいない感じ。
頑張りすぎてないオシャレって事。
エフォートレス(effortless)とは、世界45カ国で刊行されている女性誌の「ELLE」が発信したトレンドワードで、正式にはエフォートレスシック(Effortless Chic)といいます。
そういえば、ロングコートも
ガウチョパンツもワイドパンツも
ザックリとしたニットをさらっと
着ている人もよく見かけますね。
それらは、エフォートレスの
キーアイテムなんですよね。
【ノームコア】
少し前からファッション界ではNYを中心に、「Normcocre(ノームコア)」というキーワードをよく聞きます。
Normcoreとは、norm(normalの略)は「標準」、coreは「ハードコア」などの「コア」を組み合わせた造語で「究極の普通」と訳します。
スティーブ・ジョブズは
ノームコアの代表格だとか・・・
本人その意識あったかどうかは、定かではありませんが、
シンプルだけどなにかオーラがあって雰囲気のある人を追求するのがNormcoreのようです。
ダサい格好ではありません。
うーーん。シンプル。
でも、なんか素敵に感じる。
白いスニーカーとか、
シンプルなニット、
タートルネックなどは、
ノームコアのキーアイテムですね。
【エフォートレス】と【ノームコア】
とっても似ていますね・・・。
どちらも洗練されたオシャレです。
そしてその流れで、
【パリジェンヌ】がキーワードに、
なっているのが、頷ける感じです。
【パリジェンヌ】
密かにGoogleの検索件数が
飛躍的に伸びたワードです。
本屋さんでも
「パリジェンヌの作り方」
「フランス人は10着しか服を持たない」
と、いう本がベストセラーになり、
本当に注目されていました。
ロレアルさんの2015.A/WのIT LOOKS
パリジェンヌシックでしたしね。
「流行を追いかけるのではなく、
流行をさりげなく取り入れながら
自分らしい魅力を引き出す」
それがパリジェンヌのイメージです。
確かに「私はこうだけど、なにか?」
みたいな、雰囲気ありますよね?
アメリカ人とフランス人の
イメージを大雑把に比べてみると
アメリカ人は、どんどん新しいものを
作り、煌びやかに飾り、
エンターテイメント、どーーん!
女性もグラマラスでなんぼ!
みたいなイメージ。
フランス人は、歴史と伝統を重んじ
建造物も古い建物を活かし、
エンターテイメントよりも
密かな自分の楽しみを持ち
女性も自分らしくあれば、美しい。
みたいなイメージがあります。
どちらが素晴らしいとかは、
ないのですが、
2015.A/Wのmodeでは
【自分らしくある事の素敵さ】
に、スポットが当たっていると
受け取れますね。
しかし、人の心は移ろいやすいもの。
エフォートレス、ノームコアは、
2014年頃から言われ始め、
ここの所、modeの中心に
あったように思います。
そろそろ少しずつですが、
変化が起こる予感がしますね。
ちょっと目立っていいんじゃない?
ちょっと個性出してもいいかも?
そんな流れで2016.S/Sには、
少しずつ彩りを取り戻す。
そんなシーズンになりそうで、
楽しみですね!
2015.A/Wふりかえり②に続く。。。
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