【カラーリング】塩基性カラー実験

こんにちは

今日は、
ルベルさんの塩基性カラーの実験を
レポートします。
ロコルという名のカラー剤。
塩基性という聞きなれないカラー。

そもそもどんなカラーが
あるのでしょうか?

【アルカリカラー】

一般的に一番よく美容室で行われる
カラーリング。
髪の毛の内部に浸透させて染め、
自前のメラニンを削って
明るくさせるので、
ダメージも伴うカラーです。
(現在はトリートメント配合などで
痛みが減っているのは確かです。)

【酸性カラー】

いわゆるヘアマニキュアですね。
髪の毛の表面に着色するので、
髪が痛みませんが、
酸性特有のキシキシ感が出ます。
髪の内部に作用しないので、
髪を明るくする事ができません。

【その他】

カラースプレーなど、その日だけ
着色するタイプや紫外線で
徐々に着色するクリームタイプ
なども存在します。

※紫外線で着色するタイプは、
サロンカラーとの相性が
バツグンに悪く髪が緑色に
変色したりするので、
使用には注意が必要です。

そして今回、実験するのが
【塩基性カラー】というヤツです。
こんな絵の具のような色でした。
(ナチュラルな色もありますが。)

塩基性というのは、髪の毛の表面の
ケラチンタンパク質と電荷によって
結合するタイプで、
分子量が大きいので、内部には
浸透できません。
よって、アルカリカラーよりも
色持ちは、悪くなります。

ただし、色の豊富さと
むしろカラートリートメント的な
扱いで、手触りが良くなったりも
するので、すごく発色させたい場合や
痛ませたくない方には、
オススメのカラー剤になります。

VISAGE fineでは、
まだ正式採用ではなく、
サンプル実験の後、
メニューとして採用するか?
検討しようというところです。

では、実験。
【before】
前回、アルカリカラーの
10Lv、ピンク系で染めてあります。

ピンク味は、褪色してきて
ブラウン感が強くなってますね。

うちの刈り上げ女子。
前田さんです。

では、カラー剤をON
なんか・・・
すごくヤバイ人みたいになってますw
思わずJoJoっぽくなる前田さん

何故か、乗っかってくる八木ちゃん

・・・本当に大丈夫かな。
明日から、こんな感じになったり
しないでしょうか?

心配しながら10分放置。

シャンプーします。

仕上がり
ほー。ピンク。
ピンクになったね。
根元は明るくなったりしないので、
黒いままですが。

でも、確かにピンクに染まりました。

写真だとわかりづらいんですが、
毛先の色がより褪色しているところは
かなりビビットに入りましたね。

すごくいいんじゃないでしょうか?

もちろん使える範囲は
アルカリカラーに及びませんが、
補助的に色味を足したり、
お遊び感覚で、
しばらく色を楽しむには最適です。

もうちょっと他の色も
試してみてからになりますが、
割と好感触を得ました。

また皆さんにお届け出来るように、
実験を続けていきます!

今後ともよろしくお願いします!

SHuSaKU NisHIYaMA.mode

千葉県浦安市の美容室 VISAGE fine 西山周作のBLOG "UNLEASH THE STAR IN YOU" 『貴方の中の輝きを解き放て』 移り変わる季節の中で、日々変化するmodeを中心に、サロンの中で巻き起こるデザインやエピソードを綴ります。 その一つのデザインやエピソードが貴方の背中を押してあげられますように。 願いを込めて☆

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